報道にもあるように熊本県外への避難(一時的なものも含め)が少しずつ始まっています。
きのうは宮崎県内に避難された方の関係者からわたしたちに、「部屋はあるけれど生活のための家財一式がない。なんとかならないか」というご相談がありました。
どうしたらよいのか悩んでいるところです。
そして、これに類似したニーズがこれから増えることは容易に予想されます。
衣食住を早く整えて、落ち着いた環境でまずは疲れを癒してほしい。
避難される方を迎えるわたしたちも、行政や地域と連携協力しながら、受け入れの準備を進めています。
そこで以下の2つについて、みなさんの力を分けてもらいたいのです。
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支援の対象者:宮崎県・鹿児島県に県外避難している方を主な対象とします。
良質なサポートを維持するために、状況により臨機応変に対応してまいります。
《①避難先での日常のなかで、分からないことや困ったことを気軽に聞ける隣人としてのサポーターの募集》
・転勤や引っ越し、そして避難の経験のある方はお分かりになるかと思いますが、見知らぬ土地で暮らしはじめたときに最初に声をかけてくれたご近所さんやママ友の存在ほど心強いものはありませんよね。
買いものや役場までのアクセス、ゴミ出しなど日常の決まりごとも地域によってそれぞれ。言葉もちがいます。
スープの冷めない距離で避難者をあたたかく見守り、必要なサポートを隣人として担ってくださる方を募ります。
◎「サポーターやりますよ~」という方は、氏名・住所・携帯電話番号・メールアドレス・その他(質問や伝えたいことなど)を明記のうえ、件名を「サポーター希望」として以下のアドレスまでメールをください。
kyushu311shien@gmail.com
※いただいた個人情報はこの支援活動の目的以外には使用せず適切に管理することを厳守いたします。
※さまざまな対応に追われてお返事が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
《②寝具や冷蔵庫、調理器具や食器、着替えやタオルなどを避難者の方が購入するために必要なお見舞い金としての寄付金の募集》
・このたびの災害では家屋の損壊が激しく、着の身着のままの状態で避難せざるを得ないという方がいらっしゃいます。
受け入れ先によっては寝具など用意されているところもあるようですが、避難生活のために必要なものは多種多様、さらに家庭ごとに違います。
「まずは部屋のみの提供」という場合もあり、疲労困憊状態のなか避難者自身が初めての土地で一つひとつ探し、自費で揃えなければならなくなります。
・お金を集めるということは、大きく重い責任を負うことです。
この間、なんとかみなさんから生活物資を集めて分配できないかスタッフ間で協議しましたが、人的力量の不足や効率性、汎用性などの点から寄付金を集めて「生活環境を整えるためのお見舞い金」を包みお渡ししようという結論に至りました。
・わたしたちは東日本大震災を受けて九州に暮らす避難者どうしの支えあいの活動団体です。500世帯を超える九州の避難者とつながり、九州の大地と九州のみなさんに感謝して5年間暮らしてきました。これまでの経験とつながりを生かして、この災害での役割を果たそうと微力ながら努めています。
現在、福島県や宮崎県、企業などからの財政支援を受けて東日本大震災関連の活動を地道に継続しておりますが、この度の熊本地震へのサポート活動の財源はありません。人件費を寄付金からいただくことはいたしません。どうかご理解ください。
◎【振込先】
◆ゆうちょから
記号番号:総合:17390-10164171
◆他の金融機関から
七三八店 普通 1016417
うみがめのたまご3.11ネットワーク
(ウミガメノタマゴサン.イチイチネットワーク )
※『熊本地震 広域避難者サポート』活動のための口座開設の必要がありますが、取り急ぎ『うみがめのたまご』~3.11ネットワーク~までお送りいただければ適切に管理運用、決算報告をすることを厳守いたします。
※『熊本地震 広域避難者サポート』口座が開けましたら、ただちにそちらへ移すことといたします。
*問い合わせ先
kyushu311shien@gmail.com
『うみがめのたまご』〜3.11ネットワーク〜