2月28日（火）、カトリック南宮崎教会のホールをお借りして、交流会が開催され、大人17名（男性3名、女性14名）、子供5名の参加がありました。
地元宮崎の方も参加され（6名）、さまざまな世代、立場、国籍の方がそれぞれの思いを話して、にぎやかであたたかい会となりました。取材に来たマスコミの方もそれぞれ自己紹介して個人としての思いを話し、また最後にはアースウォーカーズの「福島の子ども達、宮崎に来んねキャンプ」の報告もあって、充実した時間でした。終了後も、お弁当をいただきながら話がはずみました。
皆様から寄せられた感想を順不同でご紹介いたします。
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久々に交流会に参加しましたがみなさんのあたたかさやいろんな思いを共有し、話を聞いてもらったり、新たなつながりもあり、涙を流すことができました。場所を提供してくださった教会の神父さんは楽しいかたで心がほぐれました。
なんとなく感じていたことが改めてふにおちたというか、長生きすることが人生じゃない、でも命を、大切な人を大切に精一杯生きることが大事なんじゃないかって思うし、そんな覚悟を見ることができた交流会でした。ありがとうございました。（K.K.）
母子避難中のものです。3回目くらいの参加になります。
毎回そうですが、今回も皆さんそれぞれの悩みや状況をお聞きして、自分ひとりだけが不安や悩みを抱えているわけではないことを知り励まされました。自分の気持ちを話したり、皆さんのお話を聞く中で、新たに気付くこともたくさんありました。今回は地元の方も参加されていて心強く感じました。迷い、悩みたくさんありますが、皆さんと交流したなかで決めていけることを深く感謝します。（S.I.）
今回初めて交流会に参加させて頂きました。3月15日より東京から地元宮崎に帰り、母子避難をしております。
この一年間いろいろな思いを抱えて過ごして来ました。今回初めて交流会に参加して、今まで周囲に話せなかった自分の思いをうんうんと聞いて頂きました。そして、こういった場に早く出会いたかったという思いと、これからも参加し人と人と繋がっていけたらという思いでいっぱいになりました。
また機会があれば息子と参加させて頂きます。よろしくお願いいたします。（S.S.）
テレビや新聞で、「うみがめのたまご」の事を知り、多くの皆さまが宮﨑に移住されている事も知りました。その時から、微力ながら何か出来る事があるかと考えておりました。
縁あって、交流会にお声をかけて頂き、同じ思いの友と参加いたしました。子育て中のお母様方が多く、それぞれの抱えている二重生活のご苦労など現状を涙ながらにお話しされるのを聞き胸が熱くなりました。一人一人が被災者でありながら、絆を強く頑張るエネルギーに感動しました。あの日から一年が経ちますが、復興は遅々として進まず、真実は闇の中という歯痒いおもいを共有しております。一時的でも長期的でも宮﨑に住んで良かったと思える日が皆さまに訪れることを願って、お手伝いできる事があればと思っています。（A.A.）
私は神父で幼稚園の園長をしており、いつもカトリック教会とカトリック幼稚園を行ったり来たりして遊んでいる者です。私は、偶然は存在しないと思っています。昨年の5月6日、私は教会と幼稚園の仕事のために、大阪から宮崎に来ました。仙台から避難してきたＭさんも、その同じ日に宮崎に来たのを知ったのです。それで、友達になりました。
以前から、震災後に避難してきた方々のために、カトリック教会が何かできないかと思っており、今回、うみがめのたまごの集まりのために会場を提供しました。今回の集まりで、避難されたお母様方が、涙ぐみながら話すのを初めて聞きました。少しでも気分転換して前向きになってほしい、そして笑ってほしかったので、最初に私の個人的なバカ話をしました。子供たちも何人か来ていて、一生懸命遊んでいる姿やかわいい笑顔を眺めていると、お母さんたちも皆、この子供たちのまねをすればいいな…という気持ちになりました。大人も子供も、皆が神の子供だから、早く元気になって力強くこの宮崎で生きてほしい。宮崎の人々は皆優しくて親切ですから、すぐ友達になれると思います。
もし、避難されて悲しんでいるお母様がいたら、失われたものより、これから新しく与えられる命と恵みを受けとめて、笑いながら生きてほしい。宮崎のたくさんの人と手をつないで、力強く生きてほしいと思っています。いつも皆さんのために祈っています。ありがとうございました。（S.D.R.）
先日は、皆さんに会えて会に参加できてとても楽しかったし、いろいろな人の震災後の状況、気持ち等が聞けてよかったです。
避難できてこの宮崎でくらしていくなか、このうみがめのようなグループはとても有意義でみなをつなげていく大切な役目があると思うので、こうしてこのグループに出会えてよかったし、私も自分にできることで参加していけたらと思います。
それでは、ありがとう！ 一期一会
（H.E.）