9/13(火) @宮崎市内 交流会報告

9/13(火) 10:00~12:00 みやざきアートセンター

この交流会では、震災後に自宅のある関東と宮崎とを行ったり来たりしている方、宮崎に避難中に妊娠がわかった方など、計6家族13人(大人7人、子ども6人)が集まりました。

放射能に対する意識の違いが家族や親戚間であるため、宮崎に避難することに対して理解が得られない、または家族で避難をしたいけれど生活が成り立つか不安、といった悩みが打ち明けられました。

放射能の影響は怖いけれどそれよりも家族が一緒にいることが大切、少しでも子どもにとって危険なら今よりも安心できるところへ避難したい、被曝量が少なくても健康を害すときは害すのだからどこにいても同じ、放射線量を数カ所だけ測って大丈夫というが、ネットでは「○○(住んでいるところの場所名)も危ない」との情報もあり、いずれにしても自分が納得した上で暮らしたい、慌てなくてもなるようになる等、考え方は様々です。

そんな中、あるご家族のご主人が
「喧嘩してでも、夫婦(家族)で何が一番大事だとか、何度も何度も納得いくまで話し合うべきだし、話し合わなきゃいけない」
と、おっしゃっていました。

何に優先順位を高くおくかは人それぞれです。お互いに意見を譲り合わないでいると、ずっと平行線のまま。自分は何が一番大切か、相手は何が一番大切か、じゃぁ、これからどうするか。大事な家族なのですから、できれば100%でなくても、お互いに納得できる答え、方向性を導き出したいですよね(とても難しいことですが・・・)。

新聞やテレビだけでは情報が偏ってしまい、正しい判断ができないかもしれません。ネットを見れば、新聞やテレビだけでは知り得ないことが書かれています。ですが、それらの情報のうち、どれを信じて、何を考え、どういう行動をするかは、私たちひとりひとりが決めること、なんですよね。
「正解」はないのだと思います。

~ 余談 ~
小さな子ども連れのお母さんばかりだったので、アートセンターのキッズルーム(のさらにお子ちゃまコーナー)に集まったのですが、平日だったせいか空いていて、とっても落ち着ける場所でした(^-^)


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