12/19(月) 「とどけ こたつみかん」 報告

12/19(月)9:00-14:00 宮崎市萩の台公園付近にて

14組26人(大人14人・子ども12人)が参加し賑やかに行われました♪

参加者の方から報告と、感想をいただきましたのでご紹介いたします。

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「とどけこたつみかん」のみかん狩りに参加してきました。
師匠にみかん畑を案内して頂き、収穫の仕方を教わり、作業開始です。

大人たちは、「収穫→箱詰め→時々、食べる」、子どもたちは、「食べる→遊ぶ→時々、お手伝い」…流れをおおまかに言うと、こんな感じです。
完全無農薬というみかんの味は、それはそれは美味しくて!そして、子どもたちの食べること食べること!口いっぱいにみかんを頬張る姿がなんとも微笑ましかったです。


「東日本に住む大切な人たちへの想いを宮崎のみかんと共に届けましょう」というこの企画。
参加した皆さんは自分たちが収穫したみかんを丁寧に箱に詰め、送る方へのメッセージとその場で撮影した作業の様子の写真を一緒に入れ、箱を閉じていました。
箱の内側いっぱいにメッセージを書き込んでいる方もいましたよ。
今回、私は作業のみの参加でした。みかんを届けたい東日本に住む大切な人…。「お正月は帰って来ない方がいいよ」と言った妹、「宮崎に住んでいて、良かったね…」と言った友人、半泣きで「水を送って」と電話をしてきた友人〜何人も顔が浮かんだものの、私には掛ける言葉がまだ見つからなくて。
「宮崎で、あなたを想っているからね。」心の中でそう思うだけしか、今はできずにいます。

この日の収穫を終え、みかん師匠の「今日は良く眠れますよ。」との言葉通り、心地良い体の疲れを味わいながら夜は眠りに就きました。
「畑で体を動かすのって、気持ちがいいなぁ…」しみじみとそう思った一日でした。
自然いっぱいの畑と染み入るようなみかんの美味しさに、力をもらった気がします。温かく迎えて下さった師匠、農園の方々、そして、この企画に奔走してくださった方々、どうもありがとうございました。
みかんとともに、参加した皆さんの想いが、大切な「あなた」に届きますように。(by C.H)

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今回、埼玉に住む義理の両親にみかんを送りました。

3.11の震災直後、宮崎の母宅に1歳になったばかりの息子と宮崎に避難しましたが、5月には千葉に戻り普通に生活をしていました。しかし息子への放射能の影響の恐れから、8月から再び宮崎に母子避難をしています。

こちらに来てから、ときどき携帯で撮った写真を義理の両親に送ってはいましたが、ちゃんと挨拶もせずに宮崎に来てしまったことをずっと後悔していました。優しい方達ですから、言葉にはしませんが、可愛い孫に会いたいでしょうし、成長を見たいと思っていることと思います。

今回この企画に参加させていただき、先日ようやくそのことを詫びることができ、またこちらで楽しく生活していることを伝えることができました。本当にありがとうございました。
また息子が真剣な顔でみかんを撮っている素敵な写真まで撮っていただき感激です!きっと、義理の両親も孫の成長に顔をほころばせていることでしょう。

「おじいちゃん、おばあちゃんに美味しいみかんを食べてもらおうね。僕がとったみかんですよーって送ろうね。」と、息子ととったみかん。みかんと一緒に、私たちの心も届いていれば嬉しいです。(by A.S)
今回こういった機会をもうけてくださって、本当にありがとうございました。
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